下手なりに改造していじっているダイソーのヘッドホン。同じ330円でも折りたたみ式があったり、550円ヘッドホンもあったりと、いくつかラインナップがあるわけですが、その中でもこちらの折りたためない330円ヘッドホンを愛用・改造しています。
今回はいじることを前提とした上で、どういじるのが良いだろうか? ということを適当に書いていこうと思います。
・価格次第ではあるが、イヤーパッド交換だけでも良い
個人的に、ここまでいじってきて「イヤーパッド交換だけでも良いのでは?」という考えが強くなっています。とはいえ、それは他の改造が無駄ということではなく、かける手間とお金を考えるとオーディオブランドの低価格帯ヘッドホンを買った方がコストパフォーマンスは圧倒的に高い、という事実があるからです。
とはいえ、イヤーパッドもピンキリですし、私のように999円のイヤーパッドを選んでいると、コストパファーマンスなんて言葉は出せないですね(苦笑)。
イヤーパッド交換によって期待できる効果ですが、中高音のこもりが若干解消できることと、装着感の向上です。私が選んだイヤーパッドは穴部分が純正より大きく、音をもう少し邪魔しない形状に思えます。パッドの素材や硬さも装着感に影響を与え、着け心地は純正より好みになりました。この辺りは実物が分からないと(好みの問題で)外れを引く可能性がありますが、少なくとも純正よりも穴の大きさが大きいイヤーパッドを選んでやると、サウンドの面では向上が期待できるでしょうね。
ちなみに、対応するのは75mmサイズです。
・開放化はサウンドに大きな変化をもたらすが、好みかどうかは難しい
本体に手を加えるとしたら、開放化は大きな変化を期待できます。穴の大きさ、形状、位置によって変わる部分もあるかとは思いますが、少し穴を開けるだけでも変化を起こします。こもり気味の中高音を多少でもどうにか改善したい、というところでこの開放化を選択するのは自然で、悪くないチョイスかと思います。
どの程度変わるのかを穴を開けて確認するのも……というもっともな懸念があるかもしれませんが、そういう場合はドライバーが付いているパーツがイヤーパッドを着けるパーツと一体なので、ハウジングから外して耳に当ててみると良いかなと思います。全開放状態なのでより強烈な開放化と言えますが、それでどんな風に変化するかを想像するのが良いのかなと。
ただ、バスレフ効果と同じなのでしょうか、低音がブーストされるので低音強めなダイソーヘッドホンに対しては、なかなか難しい選択かもしれませんね。より強調されている感じがあるため、開放化を行った場合はドライバー裏の『穴(フィルター)』にマスキングをして塞ぐ等を行った方が、バランス的には良い気がします。ただ、やりすぎると全体的な出力が落ちる方向なので加減は難しいですね。
ちなみに、製造された時期による問題かどうかわかりませんが、左右で異なるドライバーが装着されている場合はバランスを取るのが難しいので、その場合はサウンドバランスというよりも左右バランスを取らなくてはならなくなります。正直なところ、そのような場合は諦めて部品取り用にでもしたほうが良い気がします。とはいえ、活かせるのはハウジングとドライバーくらいでしょうが……。配線間違えと共に、これはダイソーヘッドホンを買う上でのリスクとなります。
(安いとはいえ、これはちょっと困るかなぁ……)
・当たり(普通)個体であれば、ドライバー裏をちょっといじるだけでも良い?
ドライバーが左右同じで、はんだ付けも正しい状態であれば、ドライバー裏の穴部分をマスキングで調整するくらいで良いかもしれません。つまり、上の画像みたいな、左右でドライバーが違う個体はアウトですね。最初から同じ条件に持っていけないのでは、話にならないです(どちらのドライバーもカタログスペック上の数値が同じだとしても)。
マスキングは結構変化があるみたいで。一般的な(?)ヘッドホンの改造動画や記事を見ていると、最初から塞いであるドライバーもあるみたいですね(そちらが多いのか少ないのかはわかりませんが)。そういったものを調整して、ちょっと特性(味付け?)を変えてやるのもローコスト・少ない手間で済むのでコストパフォーマンス高いチューニングと言えるようです。ただ、ただでさえ出力が貧弱なダイソーヘッドホンのドライバーなので、穴を塞ぎすぎるとガクンと出力が下がって悲しいことになるので様子を見ながら調整しましょう。
ちなみにこのチューニング方法はダイソーヘッドホンでウダウダやっているのをTwitter(現:X)でポストしていた際にVENT等でおなじみのTOMOWORKSさんに教えていただきました。知らないことが多いので、こういうテクニックを教えていただけるのはありがたいですね!
・安いから、いくつか購入して当たり組み回せのひとつを作るのも手
そこまでする必要があるのか、価値があるのかはともかくとして、外れを引くなら当たりを引けるようにor当たりの組み合わせが作れるようにいくつか購入するというのも手です。これはミニ四駆で当たりモーターを作るのと同じ感覚ですね(ミニ四駆をやっていないと分からない説明)。
現状で、私が購入したり動画で見かけただけで3、4種類ドライバーが存在するみたいなので「結局、どれが当たり?」という問題はありますが、今のところ自分の手持ちにある中では白ヘッドホン右側に入っていた穴が多いドライバーが元気な印象です。同じ穴数でも磁石裏が銀色っぽいのと黄色っぽいのがあって、「これは同じなのか?」というものもありますが……銀色の方がなんか良さげな感じですね今のところ。
難しい配線はなく、ただドライバーに直接ケーブルの配線をはんだづけしてあるだけなので、イヤーパッド部を取り外してはんだを外せばパーツごとドライバーの移植・交換は可能です。固定のためと思われる接着材系の白いやつがちょっと邪魔ですが、はんだごてで柔らかくして除去できるのではんだ付け部分だけでも露出させればOKです。
ハウジング加工やドライバーのフィルターチューンではどうにもならなかった左右差も、これで解決できたりするので外れを引いてしまった場合はこの手法を試すのも良いのではないでしょうか。そこまでする必要があるか、という最大の問題はありますが。
個人的にはライトに楽しむのであれば、イヤーパッドだけ交換するのが良いかなと思います。ただ、左右のドライバーが違ったり、配線が逆になっていたりと安いなりの問題は抱えているので「使えれば良い」以上のクオリティを求めるのであれば、少し苦労する必要があるかなと思います。完全当たり個体でイヤーパッド交換以外は、複数購入して良いとこ取りでしょうね……。開放化は気になるならやってみると良いんじゃないかな、という感じです。
最終的にかかる価格と、その価格で買えるヘッドホンのスペックをよく読んでみて、何を大事にするのかをよく考えて手を出すのが最も大事なのかもしれませんね(苦笑)。
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